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Gottani-Field-Blog

日々の徒然や管理人のたわごと、独り言などをうだうだ語っていくページ。自分語り多め。


ガノトトス三姉妹 第6話「トトス臨死」



その日、社内では緊急の夕礼が開かれ、アゴシャベルによって(自らの不祥事を除く)事の顛末が全社員に説明された。



「…という訳でガノ君は今、社内の霊安室に安置してある。」


ざわつく社員達。


「…そんな…嘘よ…あのガノさんが三枚おろしにされるなんて…」
がっくりと項垂れて泣き崩れるレイア。

「ざまあwwwwww」
対照的に嬉しそうなザコ男と違い、普段は平気で軽口を叩いているレイアだが、実は思いやりのある良い娘だった。

「…大丈夫だって、元気だせよ。俺にはお前がいる。それで充分だろ?」

妻のレイアを慰めるレウス。
こういう時にもレウスの天性のイケメンっぷりは健在だった。

「…でも…私…ガノさんにひどい事した…こんな事になるなら、ガノさんも私の結婚式に呼んであげれば良かった~!うわ~ん!」

「?」

首を傾げるレウス。

「ガノさんはワキガの永久脱毛にエステに行くから式には来られないって、お前言ってなかったっけ?」

涙を拭いながら答えるレイア。

「ううん、本当は違うの…。私…ガノさんが個人的にウザくて…私とレウス君の記念すべき日にはちょっと呼びたくないかな…って…。それで…。ごめんねレウス君…。こんな嫌な娘な私の事なんて嫌いになっちゃうよね…。」

「ばかやろー!」

レウスの怒声が平手打ちになってレイアの頬を打った。

「…っく…ふぇぇ。・」


思わず目を潤ませるレイアだったが、レウス君はイケメンなので愛する女の涙をそっと優しくその嘴でぬぐってみせた。
これなどはイケメンだから許される行為であって、同じ事を後輩のゲリョスがやろうものなら、間髪入れずに心ないAAを貼られてしまうだろう。


ガシッとレイアの両肩を掴むレウス君。

「…そんな事で…俺がお前を嫌いになるとでも思ったら大間違いだぜ?」

ピンクの変な空間が周囲を包み、2人は瞳を潤ませた。


「俺がお前を嫌いになる時はただひとつ…」

レウスがレイアを自分の胸に抱き寄せた。

「俺より先に逝っちまった時だけさ…。(←性的な意味ではない)」


「レウス君…❤」
「レイア…❤」


ざわつく周囲の面々。


「ヒューヒュー!! 熱いねお二人さん!!」
「よっ!!ご両人!!」
「にくいねっ!!このっ!!」
「この様子じゃあレイアちゃんもすぐ、コレもん(両手で腹を抱えるジェスチャー)になっちまうなぁ!!ガハハ!!」
「この色男!!」
「会社でイチャつくんじゃねえ殺すぞ」
「歯が痛い」
「だれか生たまごを」


「…ハハっ☆ なんだか照れちゃうねレイア❤」
「…レウスきゅんのばか…///」


そんな見つめ合う二人に部屋内の気温が20℃程上昇していた頃、トトスは社内にある、ひんやりと底冷えするような霊安室に1人、安置されていた。




(…私…このまま死んじゃうのかな…。)




トトスを安置してあるベッドは鉄の様に硬く冷たい。

(ロクな恋愛も出来ないまま、ロクに休みも取れずに、夢だった自分探しの海外旅行にも行けないまま、三枚におろされて…)

三体に切り離されたトトスのそれぞれ右と左にある一つ一つの瞳から涙がこぼれた。


(…私…本当にこのまま終わっちゃうのかな…)


トトスの安置されている寝台の隣には、先日通り魔ハンターに襲われて粉塵加工されてしまった猪突ファンゴの遺粉が、手足から頭、内臓に至るまで、体のそれぞれのパーツに分けられて安置されていた。


(…イヤ…このまま何も始まらないまま終わるなんて…)



トトスはジリジリと硬直を始めていた両の眼をカッと力強く見開いた。



「死んでまたるもんですか!」





つづく。




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[ 2012/02/26 00:22 ] ガノトトス三姉妹 | TB(0) | CM(0)

ガノトトス三姉妹 第5話「トトスピンチ」

トトスは押し付けられた氷柱を入れられまいと必死に抵抗した。

「いやッ!! やめて下さい専務!!」

「よいではないか よいではないか」

心なしか鼻息の荒いアゴシャベル。今にも何かを発射してしまいそうだ。


「何故私なんですか? 専務には奥さんがいらっしゃるじゃありませんか!」

「君、わかってないね? 私の妻のアカムは炎ポケモンじゃないか!! 氷棒が熔けるから夫婦生活はできないんだ。
だからこうして定期的に君みたいな相手を見つけて欲求を満たす必要があるんだよ。」

突然の理不尽な仕打ちに対するアゴの解答はあまりにも身勝手なものだった。
トトスはMK5だ。

「そういう時には風俗に行って下さい!!」

「残念ながら私はここいら一帯の店には既に出禁を喰らっているんだ。嬢を凍らせてしまうからね(笑)」

何故か誇らしげなアゴシャベルに対してトトスは語気を荒げた。

「じゃあ何で奥さんと結婚したんですか!?」

「フハハハ! 愛だよッ!!愛!! 貴様の様な小娘にはまだわからんだろうがな!!!」

「!!」 …もうダメ…!!

トトスの内股は疲労と凍傷でもう限界だった。



そこへすかさず無慈悲なパシカムルバスが、無防備にさらけ出されてしまったトトスの魚肉をロックオンする。

アゴシャベルは狙いを定めると満足げに呟いた。

「いただきマッギョ」




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[ 2012/02/25 18:48 ] ガノトトス三姉妹 | TB(0) | CM(0)

ガノトトス三姉妹 第4話「ガノトトスの美味しい季節」

【 ※今回は少し成人向けの表現があるので、苦手な方はご注意!! 】

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[ 2012/02/23 23:20 ] ガノトトス三姉妹 | TB(0) | CM(0)

ガノトトス三姉妹 第3話「熟れた魚肉」

「…専務…一体どういうつもりなんですか?」



トトスが半ば感情的に問いかけてもアゴシャベルは涼しい氷の微笑を浮かべ、余裕綽々といった体である。

「随分威勢がいいな…。稚魚臭かったあの頃とはまるで別魚(べつうお)の様だ。」

アゴシャベルは脳内で、まだ入社したてだった頃のリクスー姿も初々しい、フレッシュなトトスを思い描き卑らしく眼を光らせた。

シャベルのアゴ元からはドライアイスの冷気が音もなく爛れる様に漏れ、給湯室の気温を静かに確実に下げていく。



トトスは心の中で「ここにアゴシャベル本人さえいなければ、今すぐにでも雑巾汁入りの緑色をした冬のプール水を
緑茶と偽ってシャベルに淹れてやるのに」と、歯ぎしりした。



シャベルはそんなトトスにお構いなしに話を続ける。


「なあに、今日の君が(あの頃)と比べて、どんなパンツを穿いているかが気になってね。」

「!?」


そう言うが速いか、トトスが面喰うのとほぼ同時に、シャベルはトトスを給湯台の上に派手な音と共に
叩きつけ、後ろ手にして尻を突き出す形で組臥せた。



「…!?…っやっ… 何をするんですか専務!?」

「ククク…いい格好だ。犬になった気分はどうだね?」



突然の事態にしどろもどろになるトトスを見下ろしながら、満足げにサディスティックな笑みを浮かべるシャベル。
今にも鋭いアゴの尖端がトトスの危ういスカートを捲ってしまいそうだ。


「…!?…そういへばあの時…」


トトスは今さらながらレイアと取っ組み合いをした時に自分のパンツを一機失っていた事を思い出した。

口惜しくも残機は現時点で0である。



「フフフ…どら、その可愛い尻尾をどけて今のパンツを見せてごらん。(冷笑)」

アゴシャベルの手はトトスのスカート一枚隔て、トトスの臀部をガッチリと捕らえている。
トトスの臀部の大きな鱗と蛇腹の間からは三十路の蒸れたデリケートな魚肉が今にもビラりと見えてしまいそうだ。

「…やだ…恥ずかしい///」



「!?」



その時ぞわりと寒気が走り、巨大な氷柱のような物がジャキン!!と自らの両足の間にセットされている事にトトスは気付いた。


アゴシャベル専務自慢の最強肉氷ガンランス、パシカムルバスである。








つづく。




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[ 2011/12/16 00:43 ] ガノトトス三姉妹 | TB(0) | CM(0)

ガノトトス三姉妹 第二話「アゴストーリーは突然に」


トトスは激怒した。

レイアの口に突っ込んだお気に入りのパンツが、レイアの鋭い牙によって見るも無残に引きちぎられていたからだ。


激情に駆られた勢いで、自らレイアの口に例のパンツを突っ込んだとはいえ、トトスは貴重なパンツを自らの手で失ったにも等しかった。


「キャー何するんですか~!えーん痛いですうp(>_<。q)」


レイアはトトスに突っ込まれたパンツをやっとの思いで吐き出すと、わざとらしくネコを被った。
ギャラリーがいた為である。

しかしそれはトトスの拳に一段と熱を帯びさせる結果になった。


「このクサレビッチが!」


トトスはレイアに鉄拳打撃の雨を降り注いではいたものの、その怒りはいつしか、自分が密かに恋心を抱いていた事業部のイケメンエースであるリ尾 レウスを、いつの間にかレイアに寝取られ、しかも自分に何の断りもなく結婚していた事にすり変わっていた。



「殺す!!!!!11!!!1!!!1111!!!!(2回目)」


「ちょwwwガノさんwwwマジヤバいッスってソレwwwwww」


二人の間に群がっていたギャラリーの中から、会社きってのチャラ男である営業のジャギ山ザコ男が口を挟んだ。

まるでこの状況を楽しんでいるかの様に、ニタニタとイヤラシイ笑みを浮かべながら、不用心にもトトスに近づいて行く。
このジャギ山ザコ男、仕事よりも女を誑かす方が得意といった性分を持っている。

女を舌先3寸であやす事など、ザコ男にとってはお手の物なのだ。




「www 社内でガノさんだけ、こないだのリオさんの結婚式に呼ばれなかったからって、そりゃないッスすよwwwウケルwww」





次の瞬間、ザコ男の金玉は音を立てて潰れた。


ザコ男はバカだった。 この日の惨状はザコ男がバカだった故に招いた悲劇と言える。





「全くねえ!困るんだよこんな事ばかりされちゃあ!(美味しんぼの課長の声で)」

「…スミマセン。」



人事のドス山ジャギ課長は容赦なくトトスを叱りつけた。


「君がレイア君と取っ組み合いするたんびに、うちの甥の金玉が潰されてちゃたまったもんじゃないんだよ! 玉だけに!」

「…スミマセン。」


ザコ男は伯父であるドス山課長のコネ入社である。


トトスはドス山課長がこんなにも甥を庇うのはきっと血縁だからに違いないと怒りを覚え、わなわなと静かに拳を震わせた。


「大体キミはねえ!金玉の大切さを全然わかってないよ! 私達ジャギ家の男の子はねえ!ぱっと見では金玉が着いてない様に見えるかもしんないけどねえ! 格納されてるだけだからね!?  見えないけど確かにそこにあるの! 愛と一緒! わかる?!」

「…スイマセン。」


トトスはドス山の説教に必死に堪えていた。



「(スイ)マセンじゃ済まないんだよ!(吸い)なさいよ!金玉だけに!」

「…。」




トトスは限界だった。








「その位にしたまえ」


「!?」



トトスが振りかえると、そこにはいつの間にか、シャベルのような風格のアゴをもつCOOLなナイスミドルが佇んでいた。






「レディにあまり金玉、金玉などと連呼するものではないよ。 つくづく品のない男だな、君は…。」

「…せ…専務!! は…ははーっ!!!!」


ドス山はその(専務)と呼ばれたCoolなナイスミドルにまるで犬の様にひれ伏した。




トトスは浮かばない表情でその男を見上げた。

「…ア…アゴシャベル専務…。」


トトスにアゴシャベルと呼ばれた男の眼光が竜の光を帯びた。

「…君は…ガ野…トトス君…だったかな? ははは、憶えているよ。 君がまだ初々しい新入社員の頃、私が君に目をかけてやった事があったな。 どうだ?憶えているか? うん?」


「…。」

トトスはまるで汚い物を見た時のように、アゴシャベルから顔を背けた。

「!!…こっっこれ!!!!ガ野くん!!!何だね専務に向かってその態度は!?」
ドス山が慌ててトトスに注意を促す。


「…いいんだ。 かまわんよ。」
「…せ…専務…?」

恐縮するドス山を制止し、アゴシャベルはトトスの背けられた顎をグイッと力ずくで自らの顔面に向けると、心底楽しくて堪らないといった表情でトトスを見つめた。


「…これは…再教育が必要だな?…ドス山君…。」
「へへっ!!そりゃあもう!!!」

必死にアゴシャベルに対し、揉み手をするドス山を尻目にトトスはキッとアゴシャベルを睨みつけた。


「…ははっ堪らんなあ!!! 給湯室だ!!来い!!」

アゴシャベルはそう言い放つと、トトスの方を振り返りもせずに部屋を後にした。




「…。」

「ちょっと!!!何ぼさっとしてんだよ!ガ野くん!? 行きなさいよ早く!!!」




ドス山に発破をかけられ、トトスは気のりしないままアゴシャベルの後を追っていった。




つづく




なんか現段階でググル先生で「ガノトトス3姉妹」で検索すると、本家のガノトトスさん置いといて何故かここの小説がトップに来ちゃっててどうしようこわい。3G楽しみ。


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[ 2011/11/15 02:12 ] ガノトトス三姉妹 | TB(0) | CM(0)
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